インタビュー「投高打低」は問題なのか スター打者が生み出す収益の伸びしろ聞き手・富田洸平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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近年の日本のプロ野球はデータ上、昔より得点やホームランが減っており、「投高打低」の傾向にあると言われます。そもそも、投高打低は問題なのか。米国の大リーグは、どんな考え方で対応しているのか。日本のプロ野球を経験しており大リーグ事情にも詳しい、小林至・桜美林大教授に聞きました。大リーグの柔軟な対策 野球は興行ですから、ファンに喜んでもらえるような投打のバランスは大切です。米国の大リーグは、この点を常に研究し、対策をしています。 私が福岡ソフトバンクホークスの取締役だった時、大リーグを運営する機構側とよく話しました。当時、大リーグの試合は1試合の平均得点の目安が1チーム4.5点、つまり両チーム合わせて9点ほどになるように設計されている、と聞きました。つまり、ある程度、得点が入る試合がよしとされているのです。実際のデータも、長年その水準で推移しています。 野球は、投手の一球から始まるため、基本的に投手有利です。かつ、球速や変化球のキレの向上といったピッチングの進化もある。それに打者が対応するには、どうしても時間がかかるため、投高打低になりやすいのです。その「時差」を埋めるため、大リーグはルール変更などで調整しています。 例えば、ロージンバッグ以外…この記事は有料記事です。残り1195文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする