ストーリー大規模火災にも負けず「桜咲く」 被災地の話題伝えてつなぐ住民の絆小島達也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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2025年11月に起きた大分市佐賀関(さがのせき)の大規模火災は18日、発生から半年となった。住み慣れた土地を離れた被災者も少なくないなか、住民たちのコミュニティーをいかに維持するか。「かわら版」やインターネットラジオで、地域の絆をつなぐ取り組みが進められている。防火ライン超えた火の手 佐賀関大規模火災から半年、進む解体・撤去 26年1月から、月に1回発行されている「佐賀関かわら版」。地域のニュースや行事予定、佐賀関中の生徒たちの連載……。A4判両面カラー刷りのコンパクトな紙面に、地域の人たちの会話のきっかけになりそうな話題が満載だ。 4月発行の第4号のトップの見出しは「前の島に桜咲く」。沖合1.5キロの蔦(つた)島で、火災の飛び火で焼失したと思われた桜が「再び花を咲かせた」と報じた。被災を乗り越えて咲いた淡い花が「地域に小さな希望の彩りを添えている」とし、「来年のこの頃には、みんなで集まってゆっくり花見ができるようになれば」との願いを伝えた。 佐賀関を離れた人も含め、被災者に地元の情報を届けよう。そんな思いで始めたかわら版を発行するのは「佐賀関連絡会」。銀行や漁協、市、病院、社会福祉法人、大学など地元の「産学官民」の有志が、大規模火災の前から月に1回、それぞれの取り組みの情報を共有している集まりだ。 1700部を発行し、区長ら…この記事は有料記事です。残り1195文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小島達也中津支局長専門・関心分野まちの話題、地方自治、裁判関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする