視点・解説鬼籍に入った麻生太郎氏の最側近 裏方を貫き、楽しんだ政治家人生岡村夏樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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何百回と取材で会ったこの政治家と最後に顔を合わせたのは1月20日だった。大病を患ったと聞いてから1カ月がたっていた。横浜の自宅を訪れると、病魔との闘いが一目でわかる身体を起こし、言葉を絞り出した。 「8ポイント負けているんだが、残り3週間で逆転はできるか」 2021年、24年の衆院選で落選し、引退を表明してから初めての衆院選が翌月8日と目されていた。自民党の情勢調査で後任が劣勢であることを知り、「街頭には立てないが、何か出来ることはないか」と漏らした。栄枯盛衰、禍福得喪はあれど、いつも他人のことを真っ先に考える人だった。 松本純氏。1996年の衆院選で自民党から初当選して以来、7回の当選を重ね、国家公安委員長や国会対策委員長代理、官房副長官などを歴任した。一方で、永田町・霞が関では別の顔で知られていた。それは、「麻生太郎の最側近」だ。その松本氏が3月19日に鬼籍に入った。75歳だった。麻生氏が弔辞で語ったこと 初当選時から、同じ神奈川選…この記事は有料記事です。残り1366文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡村夏樹政治部専門・関心分野国内政治 少子化問題 地方自治 関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






