深掘り立岩穣一 木佐貫将司 寺沢知海印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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12日投開票の東京都練馬区長選は、前都議の尾島紘平氏(37)と幼稚園理事長の吉田健一氏(59)の事実上の一騎打ちとなった。尾島氏が小池百合子知事の全面支援を受け、各党の組織力を生かした一方で、前回区長選では現職に得票率わずか1ポイント差まで詰め寄った吉田氏が「完全無所属」を掲げて政党色を打ち消そうとする、対照的な選挙戦となった。尾島氏を推す自民党にとっては、高市早苗内閣の人気が地方選挙での支持に結びつかない面もあり、「負けられない選挙」だった。練馬区長選で吉田健一氏初当選 自民推薦の前都議・尾島氏らを破る 8日夕、西武池袋線石神井公園駅の付近を、荷台がガラス張りになった選挙カーが走っていた。「若き挑戦者、尾島紘平。よろしくお願いを申し上げます」。声の主は車上運動員ではなく、小池氏。同乗した尾島氏とともに通行人に手を振り続けた。尾島氏は「小池知事の息子のよう」 尾島氏は大学生の時に衆院議員だった小池氏のインターン生に。卒業後は秘書となった。直近では小池氏が特別顧問を務める都議会第1党の都民ファーストの会幹事長として、知事側とのパイプ役にもなっていた。 小池氏は自身を、尾島氏の「育ての母」と表現する。尾島氏が出馬を表明した3月12日には「やるからには勝つ。その方法も、色んな政策でも手伝いたい」と語った。 その言葉通り、告示前から集会でマイクを握るなど、首長選では異例とも言える熱の入れ方だった。「尾島さんは息子みたいなもの。知事には絶対に落とせない選挙」(都幹部)。尾島氏も6日、X(旧ツイッター)で「都知事とのパイプが最も太い区長になることは間違いない」と投稿するなど、小池氏との関係性を強調してきた。地方選に波及しない「高市人気」 焦る自民党 尾島氏は現区長から後継指名…この記事は有料記事です。残り1121文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人立岩穣一ネットワーク報道本部専門・関心分野首都圏のニュース木佐貫将司首都圏ニュースセンター専門・関心分野都市再開発、まちづくり、東京、地方自治、選挙関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする