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快晴の下、チューリップが咲く庭で子どもたちが駆け回る。4月中旬、石川県珠洲市の中心市街地にできた交流拠点の完成を祝う場で、主催者が口にした一言にはっとした。新たな交流拠点「中田文化額装店」の前で話す北沢晋太郎さん(右)=2026年4月12日、石川県珠洲市、上田真由美撮影 「ちゃんと、泣ける場所をつくりたくて」 話したのは、北沢晋太郎さん(37)。ここで仲間と子どもの居場所を運営してきた。能登半島地震で建物が壊れ、日本財団の助成で能登に8カ所できる交流拠点の2番目として新築した。そのお披露目の場でのことだった。気になって、後で尋ねた。 「ちゃんと、悲しめていない…