2026年9月11日 12時00分木野村隆宏 相川智印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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広島市は、社会福祉法人「順源会」(佐伯区)が2015~24年度、飲食費やゴルフプレー代など計約1800万円を不適切に支出していたと発表した。市によると、理事長にこの金額を法人に返還するよう指摘したが、法人側は「不適切だとの認識がなかった」として理事長への請求はしないという。 市によると、順源会は児童養護施設や障害者支援施設などを運営。昨年度は約15億円の収入があり、このうち約8億円が国や自治体からの給付費など公費収入だった。 市は順源会の施設への監査で、飲食費の支出に疑義が生じたため、昨年9月~今年2月に特別監査をした。その結果、10年間で1884万7190円(615件)の不適切支出を認定した。 主な内訳は、飲食・飲酒費約1092万円(254件)▽政治資金パーティー券の購入費218万円(132件)▽同パーティー参加のための旅費約120万円(15件)▽政治団体への寄付約47万円(21件)▽会員制飲食クラブの年会費約127万円(116件)▽ゴルフプレー代など約176万円(36件)だった。 政治団体への寄付については、市は政治資金規正法が禁じる寄付にあたるとも指摘した。市はこれらの支出は理事長が指示、容認したとして、全額を順源会に返還するよう求める指摘をした。 だが、順源会は理事会で協議した結果、理事長に請求しないことを決めたという。市の担当者は「市に返還させる権限はなく、法人の経営判断を尊重するしかない」とする。 順源会の山崎喜久雄理事長は取材に「かつて県から法人の経費で出すよう言われたが、市の指摘を受けて今後はしない」と答えた。指摘された支出については「政治家とのゴルフコンペや、行政の人間との付き合いで会員制の飲食店を使った」と話した。 順源会の担当者は「会計基準があいまいだったところは反省すべきところで、今後は適切に運用する。理事長が不適切な支出と認識していなかったことはやむを得ないと判断し、請求はしない」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人相川智広島総局|事件・司法担当専門・関心分野政治、地方創生、スポーツ、交通印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






