コラム・寄稿2026年9月10日 14時30分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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特集「あなたに贈る本」 各界の皆さんにお薦めの本を紹介していただく特集「あなたに贈る本」は今回、陶芸家の岡崎裕子さんに3冊を選んでもらいました。メッセージ コミュニケーション能力にたける人は言葉を上手に扱える人であり、言葉は人生を豊かにすると思います。本は感動する一言に出会えたり、うまく表現できない感情が言語化されていたり。読むと言葉の力も鍛えられていくのが魅力です。お薦めの本グレープフルーツ・ジュースオノ・ヨーコ南風椎 訳講談社文庫880円 陶芸修業の頃、水戸芸術館のオノ・ヨーコ展に感動し読んだ本。当時私の心を癒やし、救ってくれました。社会に疲れたら読んでみてほしい。言葉と芸術によって、人生が違う角度から見えることに気が付くと、それが力となるのです。本日は、お日柄もよく原田マハ徳間文庫935円 主人公が、ある出会いをきっかけにスピーチライターを目指す物語。「言葉の力」を存分に感じることができます。女性活躍や政治、職業選択について、友人関係など色々詰まった良本。伝える力を身につけてほしい娘たちに薦めたい。親の期待に応えなくていい鴻上尚史小学館YouthBooks968円 同調圧力の強い環境に苦しんだ経験から、私はそうならないよう気をつけていますが、とても難しい。私が本を薦めることも娘には圧力なのでは? 大切なのはフラットに意見が言い合える環境づくりと教えてくれた私の子育ての教科書。略歴 おかざき・ゆうこ 1976年、東京生まれ。イッセイミヤケ広報部勤務後、茨城県笠間市の陶芸家のもとに弟子入り。茨城県窯業(ようぎょう)指導所(現・茨城県立笠間陶芸大学校)修了。2007年、神奈川県横須賀市にて独立。小山登美夫ギャラリー所属。お知らせ ◆特集「あなたに贈る本」は、新聞や出版、書店業界の情報紙などを発行している文化通信社(東京都千代田区神田錦町)と協力して作成しています。各界のみなさんが、若い世代や身近な人に薦める本をまとめた「先輩の本棚」「読書のススメ」、子ども向けの絵本などを紹介した「ボクニキミニ」という同社発行の冊子から選んで、毎月第2木曜日にお届けします。 本の価格は税込みです。 文化通信社は、本欄で紹介している著名人が選んだ本や絵本を並べた私設図書室「ほんのもり 駒込本家」を東京都豊島区駒込で運営しています。築65年の古民家を改装し、コーヒーを楽しみながら森の音に包まれて黙読するための空間です(100分間入れ替え制・ウェブ予約が必要)。同社が運営するオンラインコミュニティー「ほんのもり」の会員は無料または割引料金で利用できます。このコミュニティーでは、読書好きが交流するイベントや「駒込本家」で開催される読書会にも参加できます。いずれも詳細はQRコードまたはURL(https://honnomori.online/)からご覧ください。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません