コラム・寄稿2026年9月10日 15時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

特集「あなたに贈る本」 各界の皆さんにお薦めの本を紹介していただく特集「あなたに贈る本」は今回、医師・保育士の工藤紀子さんに4冊を選んでもらいました。メッセージ 本には心と体の地図を広げる魔法の力があります。感情の機微を知り、描写にときめき、命を想像する時間は一生の宝物です。思い通りにいかない日も、本が親子を優しくつないでくれます。素敵な出会いを探しに、本屋へ出かけませんか。お薦めの本できるかな?人体おもしろチャレンジ新発見! 人間の脳・神経・反射のはなし坂井建雄 監えほんの杜1650円 からだは難しいものではなく、触れて動かして感じるもの。遊びながら脳や神経のはたらきを知るうちに、「からだってすごい!」という実感が芽生えます。命の素晴らしさに気づく体験が、子どもの自己肯定感を育む力となります。いまの きもちは どんないろ?えがしらみちこKADOKAWA1320円 うれしい、かなしい、モヤモヤ。形のない感情を色にたとえると、不思議と話しやすくなる。「今日の気持ちは何色?」。その問いかけが、親子の心を近づける。自分の心と丁寧に向き合う習慣が、健やかな精神の土台を優しく支えてくれます。かこさとし からだの本3むしばミュータンスのぼうけんかこさとし童心社1650円 むしば菌の世界をのぞくと、歯みがきの意味がぐっと身近になります。単に怖がらせるのではなく、「知ることで自分を守れる」と教えてくれる物語。毎日の何げない習慣が、未来の健康を形づくる大切な一歩だと親子で再確認できる一冊。このあと どうしちゃおうヨシタケシンスケブロンズ新社1650円 「その先」を自由に想像することは、今を大切に生きること。死というテーマをユーモアで包み込み、命について自然に語り合うきっかけをくれます。答えのない問いを親子で味わう時間が、今日という日を愛(いと)おしくしてくれます。略歴 くどう・のりこ 小児科医・保育士。2児の母。栄養と子どもの発達の研究で博士号。著書「小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。完全版」(時事通信出版局)、「小児科医のママが教える 大切なウンチの話」(学事出版)。「楽に楽しく安全に」な育児をめざす。お知らせ ◆特集「あなたに贈る本」は、新聞や出版、書店業界の情報紙などを発行している文化通信社(東京都千代田区神田錦町)と協力して作成しています。各界のみなさんが、若い世代や身近な人に薦める本をまとめた「先輩の本棚」「読書のススメ」、子ども向けの絵本などを紹介した「ボクニキミニ」という同社発行の冊子から選んで、毎月第2木曜日にお届けします。 本の価格は税込みです。 文化通信社は、本欄で紹介している著名人が選んだ本や絵本を並べた私設図書室「ほんのもり 駒込本家」を東京都豊島区駒込で運営しています。築65年の古民家を改装し、コーヒーを楽しみながら森の音に包まれて黙読するための空間です(100分間入れ替え制・ウェブ予約が必要)。同社が運営するオンラインコミュニティー「ほんのもり」の会員は無料または割引料金で利用できます。このコミュニティーでは、読書好きが交流するイベントや「駒込本家」で開催される読書会にも参加できます。いずれも詳細はQRコードまたはURL(https://honnomori.online/)からご覧ください。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません