「歴史上の人物との対話、ぜいたくな時間」 ジャパンタイムズ会長2026年8月13日 14時30分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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特集「あなたに贈る本」 各界の皆さんにお薦めの本を紹介していただく特集「あなたに贈る本」は今回、ジャパンタイムズ会長兼社長の末松弥奈子さんに3冊を選んでもらいました。末松弥奈子さんのメッセージ ゆっくりと歴史上の人物あるいは著者と対話する時間は、本当にぜいたくなものだと感じています。毎日の生活の中で、自分の時間が搾取されていないか、立ち止まって考えてみてほしいです。お薦めの本わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯―城山三郎新潮文庫781円 倉敷にある「大原美術館」。その創設者でもあり、倉敷という地域を今に至るまで発展させる土台をつくった経営者である大原孫三郎。そのスケールの大きさだけでなく、企業そして経営者のあるべき姿について考えることができる。それでも、日本人は「戦争」を選んだ加藤陽子新潮文庫990円 歴史学者の著者が、高校生に対して行った講義をまとめたもの。参加している高校生のレベルも高く、教科書に記載されていない様々な角度から明治以降の日本の戦争の背景を考えることができる。現在の世界の見え方が変わるだろう。暗闇から世界が変わるダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦志村真介講談社現代新書1012円 視覚障害者のガイドで暗闇を体験する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。経営者の友人たちと一緒に体験をし、普段の生活で見えていないことの多くに気づかされた。このプログラムを日本で実現させるまでの著者の挑戦を知ることができる。略歴 すえまつ・みなこ 1993年、インターネット関連ビジネスで起業。2017年、ジャパンタイムズ発行人に就任。20年4月、全寮制小学校「神石インターナショナルスクール」を広島県神石高原町に開校、理事長に就く。お知らせ ◆特集「あなたに贈る本」は、新聞や出版、書店業界の情報紙などを発行している文化通信社(東京都千代田区神田錦町)と協力して作成しています。各界のみなさんが、若い世代や身近な人に薦める本をまとめた「先輩の本棚」「読書のススメ」、子ども向けの絵本などを紹介した「ボクニキミニ」という同社発行の冊子から選んで、毎月第2木曜日にお届けします。 本の価格は税込みです。 文化通信社は、本欄で紹介している著名人が選んだ本や絵本を並べた私設図書室「ほんのもり 駒込本家」を東京都豊島区駒込で運営しています。築65年の古民家を改装し、コーヒーを楽しみながら森の音に包まれて黙読するための空間です(100分間入れ替え制・ウェブ予約が必要)。同社が運営するオンラインコミュニティー「ほんのもり」の会員は無料または割引料金で利用できます。このコミュニティーでは、読書好きが交流するイベントや「駒込本家」で開催される読書会にも参加できます。いずれも詳細はQRコードまたはURL(https://honnomori.online/)からご覧ください。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません