「本との出合いで学習意欲旺盛に」 不登校生徒を支える小泉武夫さん2026年7月9日 14時30分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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特集「あなたに贈る本」 各界の皆さんにお薦めの本を紹介していただく特集「あなたに贈る本」は今回、発酵学者・文筆家の小泉武夫さんに3冊を選んでもらいました。メッセージ 私は今、全国の不登校の生徒さんたちに学ぶ喜びを感じてもらうためのボランティアを、北海道の弟子屈町で行っています。本との出合いで、若者の精神面が改善され、学習意欲が旺盛になることを、身をもって体感しています。お薦めの本「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー高橋秀実新潮文庫605円 高校野球の東東京大会でベスト16に進んだ東大合格者日本一の開成高校。監督の独創的セオリーと、下手を自覚しながら真面目に野球に取り組む選手たち。楽しく努力する姿は、多くの人を勇気づけ、豪胆な生き方を示唆してくれる。八月の六日間北村薫角川文庫704円 静かに、しかし力強く響く山の旅を描き、自然の美しさと、人の営みの静けさに触れたい時におすすめの作品。登山の様子がかなりリアルで、山を登っている気分に誘われる。山頂から見渡す絶景。自然に溶け込める格好の一冊である。東京近江寮食堂渡辺淳子光文社文庫726円 10年前に失踪した夫を上京して捜すストーリーで、人々と触れ合いながら自分を見つめ直していく。心が癒やされるうえ、料理のおいしそうなこと。食べることの大切さもしみじみと考えさせられ、生きることをさりげなく教えてくれる。略歴 こいずみ・たけお 1943年、福島県の酒造家に生まれる。専門は発酵学、醸造学、食文化論。農学博士。現在、東京農業大学名誉教授、鹿児島大学客員教授、福島大学客員教授などを務める。著書多数。お知らせ ◆特集「あなたに贈る本」は、新聞や出版、書店業界の情報紙などを発行している文化通信社(東京都千代田区神田錦町)と協力して作成しています。各界のみなさんが若い世代や身近な人に薦める本をまとめた「先輩の本棚」「読書のススメ」、子ども向けの絵本などを紹介した「ボクニキミニ」という同社発行の冊子から選んで、毎月第2木曜日にお届けします。著名人が本への思いなどを語るロングインタビューは随時掲載します。 本の価格は税込みです。 文化通信社は、本欄で紹介している著名人が選んだ本や絵本を並べた私設図書室「ほんのもり 駒込本家」を東京都豊島区駒込で運営しています。築65年の古民家を改装し、コーヒーを楽しみながら森の音に包まれて黙読するための空間です(100分間入れ替え制・ウェブ予約が必要)。同社が運営するオンラインコミュニティー「ほんのもり」の会員は無料または割引料金で利用できます。このコミュニティーでは、読書好きが交流するイベントや「駒込本家」で開催される読書会にも参加できます。いずれも詳細はQRコードまたはURL(https://honnomori.online/)からご覧ください。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません






