2026年9月5日 19時36分編集委員・北野新太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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将棋の中(なか)七海(ななみ)女流三段(28)が5日に放送された第48期女流王将戦(囲碁・将棋チャンネル主催)の挑戦者決定戦で伊藤沙恵女流四段(32)に144手で勝ち、西山朋佳女流王将(31)=白玲・清麗・女流名人と合わせ女流四冠=への挑戦権を獲得した。2期連続の挑戦となる。三番勝負は10月3日、宮崎県都城市で開幕する。 居飛車と振り飛車の両方を指しこなすオールラウンダーの中が後手番の本局で採用したのは、居飛車の堅陣。自然な指し回しで徐々に棋勢を掌握して完勝した。局後は「内容的には負けてもおかしくない将棋が多く、今期も挑戦権を獲得できるとは思っていなかったので望外の結果です」と振り返った。 中は神戸市出身。井上慶太九段門下。2011年、女性だけがなれる「女流棋士」ではなく、男女の区別のない「棋士」を志して養成機関「奨励会」に入会。昇級・昇段を重ね、福間香奈女流四冠(34)、西山に次いで女性として3人目の三段まで昇ったが、年齢制限の26歳を迎えたため24年9月に退会になった。 5日までの女流棋戦通算成績は60勝13敗、勝率8割2分2厘。本局で公式戦15連勝となった。西山、福間の「2強」と遜色のない強さを見せている。 「今年度に入ってからは成績が良いので、自然体で指せているのが良い方向に出ているのかもしれません。(福間、西山の)お二人とも常に高いレベルで安定して結果を残されている印象です。各棋戦を勝ち上がり、今後対局する機会を増やせればと思います」 タイトル戦は2度目。前期は先勝しながら1勝2敗で敗退した。再び強敵に挑むが、タイトルを奪わない限り時代は変わらない。 「西山女流王将は早見え早指しで、思いもよらない鋭い指し手が多い印象です。三番勝負ではなんとか食らいついて熱戦にできるよう頑張りたいです。(前期に)タイトル戦独特の緊張感を経験することができたので、今期はより盤上に集中して臨みたいです」 現在、倉敷藤花戦でも挑戦者決定戦に進出しており、連続挑戦の好機を手にしている。 現在は通信制大学に在学中。資格の取得に興味を持っているという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人北野新太文化部編集委員|囲碁将棋担当専門・関心分野囲碁将棋、文化全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする