不登校やいじめ対策? 見返り期待しないで 学校犬と子の良い関係は大坪実佳子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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学校犬の取り組みには、どんな意味や意義があるのでしょうか。動物介在教育に詳しい、広島大名誉教授の谷田創さんに聞きました。高まる「動物介在教育」の必要性 私が子どもの頃は家の近くに豊かな自然が残っており、「動物介在教育」をあえて必要としない時代でした。その後、高度経済成長によって経済的に豊かになると、私たちの仲間であった多くの生き物たちが姿を消しました。 首都圏に限らず全国の子どもたちが自然や生き物の命に触れる機会を無くしてしまったことから、今日では動物介在教育の必要性が高まっています。 近年、その一環として学校犬の取り組みが話題となっていますが、学校の先生があたかも教材のように犬を飼ったり、外部から機械的に犬を連れてきたりするのは不自然です。また、不登校やいじめ対策としての「効果」だけを求めて犬を導入するのでは、見返りを期待して動物の世話をするようなものです。 動物介在教育について、「どういう効果がありますか」「どうすれば効果が出ますか」と聞かれることがありますが、動物との関わりは「ああすれば、こうなる」式の単純なものではありません。動物好きの先生が自分の犬を学校に連れてきたら、子どもの笑顔が自然と増えた、学校に来られる子が増えた、で良いのではないでしょうか。 皆さんは、なぜ人が動物に触れると癒やされるのだと思いますか? あくまでも一つの仮説ですが、太古の原始人は、身の回りにいる草食動物などがゆったりと草を食べているのを見て、「周りに猛獣はいない」「しばらく嵐は来ない」ことを察知し、リラックスできたのではないでしょうか。 反対に、周りの動物がおびえている様子を見て、猛獣が近くに潜んでいる可能性や嵐の前触れを感じ、緊張したと考えられます。 これを「原始の血の説」と言います。記者サロン「学校に犬がいるということ」 視聴申し込みはこちらから これまで私は、動物を飼育し…この記事は有料記事です。残り786文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人大坪実佳子文化部 be編集部専門・関心分野人権、平和、子ども、文化、食関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする