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ネパールと中国にまたがる国境地帯で26日に発生した大規模な土石流。両国の当局が救助活動にあたっているものの、依然、1500人以上が行方不明となっている。中国側で土石流に巻き込まれたとみられる人たちの家族や友人が28日までに朝日新聞の電話取材に応じ、心中を語った。【行方不明の日本人5人】大阪の一家か、小学生の子も 「これが叔父からの最後のメッセージです」 上海に住む男性(38)のスマホには、中国のSNS「微信」(ウィーチャット)の家族のグループチャットで、鄧さん(53)からの「もうすぐ中国に戻る」とのメッセージが残っていた。 添えられていた写真には、中国との国境近くにあるネパール側の出入国管理の施設前で、ピースして笑う鄧さんの姿が写っていた。鄧さんはネパールでの旅を終えて帰途についていたという。 メッセージが示す時間は中国時間の26日午前10時6分。災害が発生したとされる時間の20分余り前だ。 男性によると、四川省成都市に住む鄧さんは19日、チベット自治区シガツェ市吉隆県の中国側の出入国管理の施設付近に車を止め、ネパール側に出国。鄧さんのSNSには25日、現地で見つけた旅仲間と車を手配し、首都カトマンズまで移動する記録映像が投稿されていた。 だが、26日の災害発生後、家族が電話をかけてもつながらず、同日中に鄧さんのスマホは電源が切れたという。 ネパールにある中国大使館、中国国内の地元警察など、家族は方々に連絡し、鄧さんの足取りを追った。鄧さんはネパール時間の26日午前8時7分(中国時間午前10時22分)にネパールを出国したものの、中国側の入国記録がなかった。男性は「叔父は中国の施設近くで巻き込まれたのかもしれない」と話す。 中国側の監視カメラの映像に…この記事は有料記事です。残り802文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人里見稔上海支局長専門・関心分野中国社会、日中外交、安全保障関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする