現場からミナブ=小暮哲夫印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】攻撃を受けたイランの小学校はいま=小暮哲夫撮影

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かろうじて残った建物の一部は、鉄筋がむき出しになっている。ピンクと黄緑の明るい色で塗られた内壁が目に入る。 イラン南部ミナブのシャジャレイェタイエベ小学校。ここを2月28日、空からの攻撃が襲った。校舎の大半が崩壊し、403人の全校児童のうち120人の命を奪った。【解説】イラン攻撃なぜ起きた? 終結へ交渉の行方は? 知っておきたい要点【関連】米軍の迎撃ミサイル、備蓄3分の1に イランで消費、トランプ氏不満 その日、米国とイスラエルがイランへの先制攻撃に踏み切っていた。米軍のトマホークミサイル2発が校舎を直撃したと疑われている。 それから半年。今も作業員たちが現場に積み重なったがれきを掘り起こす作業を続けている。 「最近見つかったものです」。学校のイスラム教指導者を務めるガンバル・ハネザルさん(47)が小さな黒い片足分の運動靴を見せてくれた。 校舎の周囲には犠牲になった子どもたちの写真が掲示されている。ハネザルさんは一人の男の子の写真の前に移動して、「この子のものだった」と指し示した。 攻撃で子どもたちは吹き飛ばされたり、崩れた校舎に押しつぶされたりした。見つかった遺体の一部はテヘランにある法医学研究所に送られてDNA型鑑定を受ける。7月には65の遺体の一部が調べられ、35人のものだと特定された。 捜索作業は休日もなく続いている。8月半ばにも、がれきの下から小さな子どもの手が見つかったという。責任者の男性(45)は「遺体の一部や形見が見つかる限り、続ける」と話す。連載「No War No Peace イラン攻撃から半年」米国とイスラエルがイランへの先制攻撃に踏み切ってから、8月28日で半年が過ぎました。激しい戦闘は収まっていますが、和平の展望は開けていません。イランの人々は「戦争でも平和でもない」不安の中にいます。■子どもたちを守れ 先生も必…この記事は有料記事です。残り2041文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人小暮哲夫テヘラン支局長兼中東アフリカ総局員専門・関心分野中東、オセアニア、東南・南アジア、多文化社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする