川あふれ道路冠水し、住民が早朝から避難 大雨特別警報の富山・石川2026年8月27日 10時35分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】レベル5大雨特別警報が発表された富山県氷見市では、道路が冠水していた=読者提供
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「命の危険が迫っている」として27日、ただちに安全確保を呼びかける最高レベルの警報が石川、富山の両県に出された。川があふれ、道路が冠水するなか、住民らは早朝から避難を余儀なくされた。 「命を守る行動の徹底をお願いします」 石川県羽咋市ではレベル5の大雨特別警報が出ると、まず公式LINEで住民に呼びかけた。 報道対応の職員によると、市の邑知(おうち)地区では川が氾濫(はんらん)し、周囲の道路が冠水しているとの情報があるという。富山、石川両県にレベル5大雨特別警報 28日まで警報級の大雨続く この職員は冠水情報をもとに、迂回(うかい)して出勤した。 「きのう(26日)午後10時ごろからたたきつけるような雨や雷が断続的に降っていた。この辺に住んで5~6年になるが、経験したことのない大雨だ」と話した。 市内の邑知公民館は27日午前6時ごろから避難所として開放され、午前9時現在、約20人が避難している。運営する職員によると、「家にいるのが怖い」と集まった人たちだという。 職員の自宅では朝、納屋の土間が10センチほど浸水していたという。 「避難所まで車で5分ほどだが、小さい川が氾濫して車道に土砂が流れ込んできていた。市の避難所ではないが、公民館だけは開こうと思ってやってきた」 電気や水道などのライフラインは問題なく、施設のトイレも使えるという。 羽咋市の南にある、石川県宝達志水町。「敷浪タクシー」では午前9時半現在、事務所の回りは冠水していないものの、出勤できない運転手もいるという。 源野正和社長は「予約が入っても、場所によってはお断りしている。千葉豪雨の二の舞いは避けたいので、無理はさせられない」と話した。 国土交通省金沢河川国道事務所は27日午前7時、羽咋市で約4キロにわたり断続的に冠水が確認されたことを受け、石川県を南北に貫く国道159号を通行止めとした。 羽咋市と隣り合う富山県氷見市では午前6時、災害対策本部を立ち上げた。市内全域で冠水や土砂崩れを確認し、午前9時すぎ時点で9カ所の避難所を開いた。ただ避難所の周辺が冠水し、開けられないところもあるという。 県東部の国道160号では27日未明から、一部が通行止めとなった。 国道沿いの「氷見きときと寿し 氷見本店」の男性社長(65)は、開店準備のため午前8時ごろ、冠水した場所を避けながら車で店に来たが、近くの川があふれて、浸水している住宅もあった。従業員には自宅で待機するよう連絡したという。 「水が引くことを祈るだけ。でも、予報ではまだ降るみたいなので、きょうは営業は無理かなと思う」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







