深掘り安倍首相「僕だからできた」 特定技能、移民否定が生んだ「ひずみ」田中奏子 宮川純一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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多民社会シリーズ「不安の正体」第3部③ 2022年の銃撃事件で亡くなる少し前、元首相の安倍晋三はこう語ったと、当時、政府の中枢にいた人物は振り返る。 「あれは、僕だからできたんだよ」 「あれ」とは、安倍が首相として創設を主導した新しい在留資格「特定技能」を指す。政府が人手不足と認める分野での外国人の就労を可能とするもので、条件を満たせば家族を伴う滞在や永住申請も可能となる。 19年4月に農業や外食業などの産業を対象に受け入れが始まり、この資格による外国人は25年末時点で計約39万人だ。在留外国人約410万人の1割程度を占める。 安倍が制度の検討を始めるきっかけは、経済界から寄せられた深刻な人手不足への危機感だ。東京五輪(21年開催)なども控え、人手不足の加速化が懸念されていた。安倍氏は「移民政策でない」強調 安倍は18年2月、成長戦略…この記事は有料記事です。残り1804文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする