深掘り加熱式たばこ規制、見送り 受動喫煙の健康リスク「まだわからない」伊藤良渓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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改正健康増進法が2020年4月に全面施行され、多くの人が利用する施設が原則屋内禁煙になって6年が経った。加熱式たばこは、専用喫煙室であれば飲食店で飲食しながら喫煙できる経過措置ができた。受動喫煙による健康影響を評価する科学的知見が足りておらず、厚生労働省は当面、措置を続ける方針だ。専門家は「加熱式は害が少ないと思っている人も多いが、実際にはまだよくわかっていない」という。加熱式、吸う人の糖尿病リスクは1.6倍に 国立健康危機管理研究機構(JIHS)疫学・予防研究部の溝上(みぞうえ)哲也部長や胡歓(フファン)客員研究員らのグループは今年4月、研究結果を発表した。加熱式たばこを吸う人は、非喫煙者と比べて2型糖尿病を発症するリスクが1.6倍高いという。紙巻きたばこの喫煙者と比べても、リスクの低下が認められなかった。 研究では、糖尿病ではない勤労者約2万9千人を平均で4.8年間追跡調査した。この間に2141人が糖尿病を発症し、発症リスクは非喫煙者と比べて紙巻きの喫煙者で1.53倍、加熱式で1.61倍、併用で1.76倍に高まるという結果だった。 加熱式たばこは、タバコ葉を…この記事は有料記事です。残り1113文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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