インタビュー聞き手・牧野愛博印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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日本は15日、戦後81年の終戦記念日を迎えました。第2次世界大戦末期の日本についての著作「Empire of Ashes:Truman, Hirohito, and the Descent into Total War」(邦訳は来年夏に刊行予定)を8月に刊行した米国の歴史家、ジェームズ・スコット氏は「太平洋地域の平和は私たち全員にとって不可欠だ」と語ります。パラオ、テニアン、サイパン…戦後80年、朽ちていく太平洋の戦跡群 ――当時のトルーマン大統領と米国市民は原爆投下をどう受け止めたのでしょうか。 トルーマンと軍の上級指導者たちは、原爆が大きな苦痛をもたらすと理解していましたが、(米軍による日本の)本土進攻で日米が被る犠牲者の予測よりもはるかに少ないと考えていました。 米政府内の一部試算では、本土進攻で米国が170万~400万人、日本は500万~1千万人の損害を被る可能性があると見積もられていました。米国の指導者たちにとって重大な懸念材料でした。 戦後、ある世論調査では、85%の米国民がトルーマンの決定を支持しました。トルーマンは生涯を通じて決断を後悔せず、最終的により多くの米国と日本の命を救ったと信じていました。 ――「日本は勝てない戦争を始めた」という評価があります。 日本はわずか数カ月の間に地球のほぼ4分の1に広がる巨大な帝国を築き上げましたが、非常に守るのが難しい帝国でした。多くは海を越えて分散し、大量の燃料と船舶が必要でした。戦争が長引き、米国の潜水艦封鎖が続く中、艦船の補充や燃料供給の能力は失われていきました。 対照的に米国は、船舶や航空機、潜水艦の建造ではるかに高い工業力を持っていました。結局、米国の勝利は主に産業能力によるものでした。【連載】読み解く 世界の安保危機 牧野愛博ウクライナにとどまらず、イラン情勢や台湾、北朝鮮、サイバー空間、地球規模の気候変動と世界各地で安全保障が揺れています。現場で何が起き、私たちの生活にどう影響するのか。のべ480人以上の国内外の識者へのインタビューを連載でお届けします。■「悲劇は、敗北の危機に瀕し…この記事は有料記事です。残り1456文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人牧野愛博専門記者|外交担当専門・関心分野外交、安全保障、朝鮮半島関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする










