サッカーで挫折、手を染めた特殊詐欺 描いた「再生」の象徴有料記事有元愛美子2026年8月15日 9時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 一枚の絵をきっかけに、少年たちの人生の断片が見えてきた。

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少年刑務所では今、受刑者の立ち直りを支えるため、対話を重ねる取り組みが進んでいる。彼らはどのような人生を歩み、なぜ犯罪に至ったのか。そして今、自らの行為とどう向き合っているのか。 今回の取材では、絵を描いてもらい、その絵を手がかりに対話する「描画法」を参考に受刑者と向き合った。対話の記録から、更生とは何かを考える。記事のポイント1.自分を象徴する絵2.幼少期の記憶で一番はじめに思い浮かべるもの3.事件の時の感情を色で例えた絵の説明4.これがあれば犯罪をしていなかったと思うもの5.大切にしているもの【動画】知能犯のCさんが描いた「自分を象徴する絵」=有元愛美子撮影知能犯自分を象徴する絵 木に咲く桜をイメージした。桜ははかなさだけでなく「再生」の象徴と聞いたことがある。花咲かじいさんが好きで、春ではなく冬に咲くような季節外れの桜にひかれる。幼少期の記憶で一番はじめに思い浮かべるもの 自分で作ったおにぎりを一人で食べる光景。幼少期、母親が再婚した。母の生活は新しい家族が中心で、気づけば一人で行動するようになっていた。 冷蔵庫からふりかけを取り出し、丸いおにぎりを握った。特別な気持ちもなく、ただ淡々と。リュックに入れて田舎の坂道を歩いた。澄んだ空気の中、遠くから鳥の声が聞こえていた。 家では、母が新しい家族に気…この記事は有料記事です。残り1219文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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