通信制限の演習、台湾で初実施 海底ケーブル損傷で実際に「断絶」も2026年8月14日 10時00分台北=高田正幸印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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台湾の政治や経済の中心地である台北市を含む北部7県市で13日、携帯電話のデータ通信の速度を制限する演習が初めて行われた。通信施設が攻撃を受けた場合などを想定し、代替の連絡手段などを市民にシミュレーションしてもらう狙いだ。頼清徳(ライチントー)政権の念頭には台湾への圧力を強める中国の存在がある。 13日午後2時半(日本時間同3時半)、台北市中心部にけたたましい警報音が鳴り響くと、路上にいた人々が急いで建物や地下に駆け込んだ。 年に1度の大規模軍事演習「漢光」にあわせて例年行われている防空演習で、市民は30分間にわたり屋内への避難が求められる。 今回は、この演習に通信制限の内容が加わった。職場や自宅の固定回線は利用できるが、携帯回線は通信速度が制限され、SNSの利用やモバイル決済サービスに影響が及ぶと事前に告知された。 台湾はなぜ今、通信制限の演習に乗り出すのか。中国の軍事力拡大や台湾への様々な圧力の強化も背景の一つだ。民進党政権は非常時でも社会機能を維持できるレジリエンス(強靱(きょうじん)性)の強化に力を入れてきた。 今回の通信制限演習も非常事態に対する備えの強化を狙ったものだ。台湾周辺では近年、海底ケーブルの損傷事案も相次ぐ。離島部では約50日間にわたって実際に通信が制限される事案も起きている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人高田正幸台北支局長兼香港支局長専門・関心分野台湾、香港、中国、反社会的勢力関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする