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福岡を拠点とするアイドルグループHKT48は、結成15周年の夏を迎えています。7月に始まった約4年ぶりの15周年記念のライブツアー、夏の風物詩となっている「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」をはじめとするフェスへの出演……。千秋楽となる11月の福岡でのライブまで、駆け抜けるメンバーの思いを聞きました。約4年ぶりのライブツアー15周年記念ライブツアーは7月18日、大阪・森ノ宮ピロティホールで幕を開けました。「HKT城、今、動く」で会場が一気に盛り上がると、「ぶっ倒れるまで」「半袖天使」といったアップテンポの曲が続きます。続くユニットでは、若手の6期生、7期生に光が当たる楽曲も目立ちます。若手メンバーに脚光大阪では、楽器演奏が得意な梁瀬鈴雅(やなせれいあ)さんのピアノとともに、同期の6期生を中心にしっとりと歌う、「キレイゴトでもいいじゃないか?」2期生の秋吉優花(ゆか)さんが6期生の渋井美奈さんらとご当地のかぶり物姿で披露した「天国野郎」は、トークも交えて会場が笑いに包まれました。6期生の井澤美優(いざわみゆ)さんが歌った「純情ソーダ水」は、輝きと華やかさがあふれていました。井澤さんがあこがれる元AKB48の渡辺麻友さんのソロ曲で、自分で選曲したそうです。取材で、井澤さんは意気込みをこう口にしました。「私自身は今までどちらかというとかわいいに全振りではなく、方向性を迷っていた時期が続いていたのですが、大阪でこの曲を披露してから、全部髪形をハーフツインにするくらい、かわいい系で頑張りたいという気持ちになりました」前回のライブツアーは2022年4月~7月に行われ、6期生はその途中の5月の熊本でのライブで初めてステージに立ちました。現在14人いる6期生が、ライブツアーを通しで参加するのは今回が初めてになります。井澤さんは「先輩方が作り上げた歴史を大事にしながらも、6期生の色味も加えながら、未来に歩んでいきたいです。HKT48の未来は6期生に任せられると、ファンのみなさんに思っていただけるよう頑張りたいと思います」と語ります。個人としては楽曲のセンターに立つのが目標とのことです。「6期生はセンターに立ちたいとみんな宣言しているので、そのなかでずば抜けた才能や、輝くものを自分に蓄えていけるようになりたいです」10周年の悔しさを胸にライブはユニット曲に続いて15周年を記念した15曲メドレーもあり、終盤にかけてさらに盛り上がりました。チームHキャプテンで4期生の豊永阿紀さんは、このツアーにひときわ思い入れがあります。豊永さんは、「結成10周年が新型コロナ禍で思うような活動ができず、悔しい思いをされてきた先輩たちの姿がずっと脳裏にあります。だからこそ、ツアーやフェスといった15周年の活動を成功させたいです」と言います。昨年秋、公演運営に携わるスタッフ体制の変更に伴い劇場公演が1カ月以上休演するなどしました。豊永さんはこう語ります。「ファンの方に心配をかけたり、もどかしい思いをさせてしまったりする時間があったなかで、メンバー、スタッフ、そしてファンのみなさんで乗り越えて、こうして迎えられた15周年の夏。ライブが強みだと改めて感じているので、HKT48が大好きで楽しい、という思いを爆発させられるような夏にしたいと考えています」ツアーは大阪に続いて広島、東京、愛知、そして2011年に劇場公演が始まった記念日である11月26日に開催される福岡でのファイナルへと続きます。今年2月のインタビューで、豊永さんは「6期生、7期生がつくるHKT48像は過去とまた変わってきている。私は次のツアーがその象徴になるんじゃないか、また、そうする必要性もあると思っている」と語っていました。「ステップアップの機会に」その手応えを感じつつ、今回の取材で豊永さんは、メンバーの成長にとってのツアーの重要性を語りました。「同じ曲を同じパッケージで披露することの意義を考え、そこへの意識をそれぞれのメンバーが持っていないと意味がない。私自身はツアーをやってきた中での一つ一つの気づきが、自分を成長させてくれたと思っています。それは、どれだけ先輩や演出の方やスタッフさんに言われても、体感しないと分からないものです」「6期生、7期生は地盤を固めている時期だと思っています。そこで失敗したり、次はこうしたいと欲が出てきたりすることで、さらにステップアップしていける。ツアーが今の安定をぶち壊して、さらに次の段階で戦っていける。そんな機会になって欲しいです」初日の大阪と、8月11日にあった広島では一部の曲目も変わりました。ファンに向けて、「今回のツアーは1公演ごとに変化があると思います。その瞬間を見逃さず、ぜひ目撃してほしいです」と呼びかけます。TIFへの気概ライブツアーと並行して、夏はさまざまなフェスに出演しました。7月20日に東京・六本木で開かれた「テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER FES」は、6期生、7期生の若手主体のメンバーがステージでそれぞれの個性を発揮。そして8月1日には、東京・お台場で開催された国内最大級のアイドルの祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」のステージに、今年も立ちました。豊永さんは「自分たちのファンが会場に多かったサマフェスと、ほかのアイドルのファンも多いTIFは全然心構えが違います」と話します。「HKT48の歴史を感じてもらいつつ、一人でも多くの方に、ライブツアーや、今のグループに目を向けてもらえるようなパフォーマンスをしたい。TIFはそんな気概で臨みました」猛暑日の午後、約30分の全力のパフォーマンスでした。「いぶくる」最後の夏石橋颯(いぶき)さん・竹本くるみさんの5期生コンビ「いぶくる」にとっても、ともに過ごす最後のTIFになりました。新型コロナ禍後、2作連続でシングル曲のWセンターを務め、グループを先頭で支えてきました。今年秋ごろに活動を終了することを発表している石橋さんは「いぶくる」への思いをこう語ります。「くるちゃん(竹本さん)は、信頼できる部分がたくさんあります。横にいて安心するというか、『いぶくる』は最強って思わせてくれる存在でした。最後までいぶくるでHKT48を盛り上げて、卒業していきたいです」竹本さんは「HKT48の活動の中で、歴史をつむいでいくのが少し大変だなって思うこともありましたが、その時に何度も励ましてくれて、その存在に助けられてきました。2人の歩みが、少しでもファンの方やメンバーの力になっていたらうれしいです」2人はいまもステージの先頭に立つ機会が多いほか、安定したパフォーマンスで若手を支える役回りも務めています。センターに立つ機会が増えてきた7期生の龍頭綺音(りゅうとうあやね)さんもその一人。「一番大好きであこがれのアイドルである颯さんが卒業するので、私は頑張れるかな、と思うこともありますが、『龍頭なら頑張れる』といつも励ましてくれるので、卒業までにたくさん吸収したいです」そしてこう抱負を口にします。「15周年は大切な節目だと思っています。駆け抜けた先に、新しい道が開けたり、見えなかったものが見えたり、新しい目標ができたりするのかなと考えると、楽しみな気持ちでいっぱいです」活動13年目、栗原紗英さんのエール今回の記事はライブやメンバーへの個別取材、そして15周年を記念して8月5日に双葉社から発売された「HKT48 15th ANNIVERSARY BOOK 青春謳歌!」の発売記念イベントの記者会見にもとづいています。本に掲載された3期生インタビューで、栗原紗英さんは「まずは全員がHKT48をもっと大きくできるか考えないとダメだと思う」と語っています。自身は活動13年目。記者会見では今後へのエールを口にしました。「先輩、同期、後輩が卒業していくなかで、口をそろえて『今のHKT48が最高』と言っているのを見てきました。私もずっと青春が続いている感じで、『今が最高』と思いながら活動しています。ファンのみなさんも、これからHKT48の未来を引っ張っていくメンバーも、青春を楽しんでほしいです」ニュースが身近になるメディア「withnews」https://www.asahi.com/withnewsTikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@withnewsYouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@withnewschannel






