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アイドルグループSKE48の野村実代さん(23)は今年、デビュー10周年を迎える。グループ随一のスタイルに加え、芯の強さも併せ持つアイドルだ。憧れられる存在に 13歳でSKE48に研究生として加入。正規メンバーへの昇格、選抜メンバー入りとキャリアを重ねるとともに、心身も成長した。 「この10年でビジュアルだけじゃなく、アイドルという職業に対する自分の姿勢が比べものにならないぐらいに変わりました。大人になりました」 グループで先輩は数えるほどになり、後輩からは頼られる存在に。何よりうれしいのは、「憧れの人」として名前を挙げられることが多くなったことだ。 「SKE48の中で『自分は見えるところにいるんだな』ということを実感しています」 真面目で頑固、プライドが高く、こだわりも強い完璧主義者。そう自己分析する。さらに、ビジュアルとともに、自ら誇れる「美しさ」があると明かす。 「10年間、ぶれることなくやってきたことが自分の美しさだと思っています」。大人数のグループで活動するなかで、仕事をえり好みせず、どんなことにもチャレンジしてきた。 その過程で得たものは、人との出会いだった。共演したラジオパーソナリティーにはさまざまなアーティストのライブに連れて行ってもらい、世界が広がったという。「センターを目指しなさい」 12歳のときに受けた「第2回AKB48グループドラフト会議」の合宿で、ダンス講師の「この世界にいるならセンターを目指しなさい」という言葉を心に刻んだ。 そのドラフト会議ではメンバーに選ばれなかったが、翌年の「SKE48 8期生オーディション」で合格してアイドルになった。 今ではグループの選抜メンバーとして活躍し、独自のキャラクターを確立しつつある。それでも、目指す場所はあくまで「センターです」と断言する。10年間、目標すらもぶれることはなかった。 グループとして、再び「バンテリンドームナゴヤ」のステージに立つことが今の夢だ。 「少しずつ、一歩一歩でいいので大きな会場を埋められるグループにしたい。バンテリンドームまでの道のりを築いていきたいです」 中心メンバーとして先頭に立ち、無我夢中に走り続ける。 ◇10年目の初写真集 デビュー10周年を迎える今年、初の写真集「美しい方程式」(KADOKAWA)を6月に発売した。 子どものころから母親に「20代前半が一番きれいな瞬間。実代にその瞬間が来るのが楽しみ」と言われてきたといい、「このタイミングでオファーが来たことは奇跡」と喜ぶ。 タイ・プーケットで撮影し、「自分の好きなものを詰め込んだ作品。ファンの方々に向けた特別な1冊です」とアピールする。 8月13日には同期(8期生)の仲間との10周年コンサートが名古屋市で開催される。◇野村実代(のむら・みよ) 2003年2月1日生まれ、愛知県一宮市出身。16年、SKE48の8期生オーディションに合格。21年にグループ28作目のシングル「あの頃の君を見つけた」で初の選抜メンバー入り。愛称は「みよまる」。