深掘り「世界の工場」へ突き進んだ改革 故・朱鎔基氏、引退後は揺り戻しも北京=斎藤徳彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 1990年代から2000年代にかけて中国が世界経済の表舞台へ復帰する時代のかじ取りを担った朱鎔基(チューロンチー)元首相が12日、死去した。経済の改革を推し進める剛腕で知られ、国際社会が中国の市場化と開放へと寄せる期待を象徴する人物だった。一方で、引退後の中国は、朱氏の描いた路線からの揺り戻しも目立つ。中国の朱鎔基・元首相が死去 改革路線進めた「剛腕首相」 朱氏は経済運営で最も実績を残した首相と言える。「改革開放」を打ち出した鄧小平氏に抜擢(ばってき)され、江沢民指導部で市場化改革を強力に進めた。 最大の功績は2001年の世界貿易機関(WTO)加盟だ。これにより中国は世界市場へのアクセスが飛躍的に向上。原材料を輸入し、製品を完成させて再び輸出する「世界の工場」へと成長した。農業などの産業保護を求める抵抗も強い中、朱氏はWTOを国内改革のてこに使った。大なたの改革、「負の種」も残す 国有企業改革でも大なたを振…この記事は有料記事です。残り701文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人斎藤徳彦中国総局長専門・関心分野国際経済、中国の経済・政治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする