インタビュー訃報は電柱、政策知らぬ人々 地方紙消え起きたこと、豪州の教授語る聞き手・メルボルン=河野光汰印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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国土の広いオーストラリアでは地域の情報源として地方紙が重要な役割を果たしてきた一方、近年は休刊や廃刊が相次ぎ、「ニュース砂漠」が拡大している。地方紙が消えた街では何が起きているのか。地方メディアと社会の関わりについて研究するオーストラリア・ディーキン大学のクリスティ・ヘス教授に聞きました。 Q ニュース砂漠が広がることで社会にどういう影響が生まれますか。 A 日本のようにほぼ毎日、朝刊・夕刊を発行する時代は、オーストラリアでは何十年も前に終わりました。一方、メディアはSNSで広がる誤情報への最も有効な対抗手段で、その重要性は増しています。 全国ニュースは誰でも手に入りますが、地方ニュースはそうではない。地方に根付いて報じるメディアが必要です。地方紙が休刊や廃刊した街に住む人々は、首相が何をしているかは知っていても、地元議会で何が決まったかは分からない。それがニュース砂漠の実態です。 Q 地方紙ならではの存在意義があるのですね。 A 良い地方報道とは、一見、自分の街に関係が薄くみえる出来事が、自分の地域にどのような意味があるのかを伝えるものです。遠い外国で地震が起きたとします。「地域にどんな影響があるのか」「現地に旅行している住民はいないか」というような観点から取材し、報じられるような地方紙が必要です。約300紙廃刊の豪州 ニュース砂漠を起こすIT大手の「ただ乗り」報道機関なくして検索は成立しない 記事へのただ乗り「市場の失敗」地方紙の「復活」求める声も オーストラリアは広い国土に…この記事は有料記事です。残り1297文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人河野光汰ジャカルタ支局長|東南アジア・太平洋専門・関心分野森羅万象関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







