インタビュー東山正宜 金子元希印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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富士山で遭難死する登山者は、なぜか男性ばかりだ。2023~25年の3年間に死亡した24人は全員が男性で、今年も7月の山開きから今月7日までに亡くなった3人は、いずれも男性だった。 女性の登山者もたくさんいるのに、死者は男性に偏るのはなぜなのか。八合目の救護所で長年ボランティアをしてきた山梨県立中央病院の岩瀬史明・高度救命救急センター統括部長に疑問をぶつけてみたところ――。富士山に潜むリスクは 高山病や低体温症、油断できない日本一の高峰 ――山梨・静岡両県のまとめでは、富士山では23年以降に少なくとも27人が亡くなり、いずれも男性でした。中高年が多い傾向です。 死者が男性ばかりなのは気づいていませんでした。確かに不思議です。 救護所で治療を受ける方は男女半々くらいですし、若い女性でも心停止になることはあります。たとえば24年9月、20代の中国人女性が山頂近くで重度の高山病から心停止になった例があります。幸い、近くの山小屋にAED(自動体外式除細動器)があり、電気ショックで心拍が再開しました。山梨県立中央病院に搬送されたあと、回復して帰国されています。【解説人語】富士山を安全に登るには? ――一方、男性では助からないケースが多い。中高年男性に喫煙者が多いからでしょうか。 確かに、COPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)の方は低酸素になりやすいと推測できます。心臓疾患などの持病がある方も重症化しやすい。 また、男性に限りませんが、無理をしている人は体調を崩しやすいですね。例えば、遠くから飛行機とバスで来て、五合目でちょっと休んだだけですぐ登り始めちゃう、みたいな。 具合が悪くなった人に心当たりを聞くと「ぜんぜん寝てないです」という人もいます。そして、しばらく休んだらがんばってまた登っちゃう。もう下山しなさいと言っても諦めきれないんですね。 ――無理をせずに撤退できるかどうかが生死の分かれ目だと。 単独で登っているか、ツアー…この記事は有料記事です。残り807文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人東山正宜編集委員専門・関心分野宇宙、データジャーナリズム、科学技術金子元希教育政策室|先生コネクト編集長専門・関心分野教育、登山、自然、司法、デジタル、eスポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






