ドバイ発:『バットマン:ケープド・クルセイダー』がPrime Videoでシーズン2として帰ってきた。もし、あの伝説的な『バットマン:ザ・アニメーション・シリーズ』の精神的後継作である本作をまだ観ていないなら、今こそテレビで最高のスーパーヒーロー番組を視聴し始める絶好の機会だ。『TAS』の共同クリエイターであるブルース・ティムが制作し、J.J.エイブラムスがエグゼクティブ・プロデューサーの一人を務める『ケープド・クルセイダー』は、バットマンの探偵としてのルーツに焦点を当て、1940年代のフィルム・ノワールにインスパイアされたビジュアルで描いている。(より若い視聴者を対象として制作された)『TAS』よりも暗く、陰鬱で、はるかに暴力的な『ケープド・クルセイダー』では、バットマン(声:ハミッシュ・リンクレイター)が、腐敗にまみれたゴッサムで犯罪と戦う姿が描かれる。しかし今回は、シーズン1で慎重に結成されたチームと協力して活動する。そのメンバーには、ゴードン警視総監(エリック・モーガン・スチュアート)とその娘で公選弁護人のバーバラ(クリスタル・ジョイ・ブラウン)、そしてレネー・モントーヤ刑事(ミシェル・C・ボニラ)が含まれている。シーズン1と同様、バットマンの宿敵たちも新たに再解釈されている。『マッド・ハッター』は、超保守的でゴシップ好きのテレビ司会者、ハティ・トレンチ(ラレイン・ニューマン)となった。 ミスター・フリーズはミスター・ゼロ(ケヴィン・マイケル・リチャードソン)となり、マフィアの処刑現場の後始末を専門とする不気味な清掃業者だ。そして今シーズンのメインヴィランはリドラー(ロナン・ラファティ)――その名は、難解ななぞなぞを投げかけるからではなく、敵を銃弾の雨で打ち抜くことから来ている。ジョーカー(マシュー・ニーダム)でさえイメージを一新し、冷酷で威圧的なヨーロッパ訛りの殺人鬼へと変貌を遂げ、その犠牲者たちは殺意に満ちた狂笑に駆り立てられる。シーズン2は、シーズン1が秘めていた可能性を十分に引き出し、最も象徴的なスーパーヒーローの一人に新たな解釈を与え続けている。リンクレイターは引き続きバットマン/ブルース・ウェイン役に独自の印を刻み、その役柄に不可欠な重厚感と時折見せる脆さを演じ分けている。アニメーションチームも全力を尽くしており、時代劇風のビジュアルは見事に再現されている。また、シーズン1に比べてボディホラーや超常現象的な要素が大幅に増えており、これは間違いなくプラス要素だ。シーズン1ではハーヴェイ・デントの浮沈が物語の軸となっていたが、シーズン2はそれとは一線を画し、「今週の悪役」形式を採っている。そのため、トーンの面で若干の揺らぎが見られる。とはいえ、素晴らしい悪役たちやスリリングな見どころ、そして「ダークナイト」その人への新たな視点など、楽しめる要素は山ほどある。