戦後81年で被爆者が高齢化する中、原爆体験をどう若い世代に引き継いでいくかが課題になっています。この夏、記憶継承に取り組む団体と学生でつくる団体が連携していくことになりました。手記や証言集など膨大な資料のデジタル化や、オンラインツールを使った証言活動が徐々に広がっています。(withnews編集部・山野拓郎)
認定NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」と、全国の大学生や教職員でつくる全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)が6月、「原爆体験の記憶遺産を未来へつなぐ連携協定」を結びました。
原爆体験を伝える資料の保存や活用、若い世代への継承活動などで連携し、大学生協の会館で展示会やシンポジウムを開いたり、継承の拠点づくりに取り組んだりするそうです。
ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会代表理事の浜住治郎さんは、お母さんのおなかの中で被爆した胎内被爆者です。
「被爆者が高齢化し、これまでに蓄積してきた資料をいかに若い世代に継承し、生かしていくかは非常に大きな課題。若い学生のみなさんとつながれるという部分をとても大事にしていきたいという思いです」と話しました。







