深掘り「国論二分」でも維持された高市内閣の高い支持率、生じた変化の兆し谷瞳児印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】強固な支持層で高支持率維持 支持構造に変化もAストーリーズ 支持の正体 データで読む高市政治(1)高市早苗首相が歴史的大勝を果たした衆院選からまもなく半年。なぜ高市内閣は支持され、なぜ野党は苦戦が続くのか。国会答弁、首相動静、SNSなど膨大なデータを分析し、記者が「なぜ」と正面から向き合います。【データ編】高市内閣の支持率を維持する3つの層

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その言葉には、自らへの支持がなお高いと自負するような響きがあった。「2年後には私が責任を持って確実に税率を元に戻してまいります」。高市早苗首相は7月30日、食料品の消費税率を来年4月に引き下げる方針を表明した際、こう語った。 税率を1%から8%へ戻す時期は2029年4月と想定されている。そこまで高市内閣が続いていれば、在任期間は1200日を超す。「高市旋風」で一変した国会 高市首相は永田町の景色も空気もがらりと変えた。この4月、育児休業から政治取材の現場に復帰したとき、谷瞳児記者(19年入社)はそのことを痛感した。2月の衆院選の「高市旋風」の余韻は鮮明だった。 久しぶりにのぞいた衆院本会議場を埋め尽くすほどの自民党議員。昨年5月に取材現場を離れた時の少数与党の議場からは一変していた。 休業前に取材していた石破内閣は昨年の夏、行き詰まった。当時の朝日新聞の世論調査で内閣支持率は30%前後。10月に発足した高市内閣は68%という歴史的な高支持率でスタートを切る。そのままの勢いを維持し、2月の衆院選で自民は結党以来最多の議席を獲得した。ダントツに多い高市首相のグッズ そんな高市首相の人気を目に見えて実感できる場所が国会内にあった。土産物屋の「思い出屋」だ。 歴代首相の似顔絵があしらわれた湯飲みや手帳、国会のイラストが描かれたタオルなどが所狭しと並ぶ。中でも高市首相に関連するグッズの多さはダントツだ。「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」や「JAPAN IS BACK」といったキャッチフレーズがプリントされたクリアファイルやお菓子が並ぶ。店の責任者によると、高市首相の関連グッズの売り上げは、歴代の首相と比べても伸びが際立っているという。 購入した客に国会周辺で話を聞いてみた。 都内に住む60代の女性は7月上旬、高市首相の名前が包装にプリントされたクッキーを購入。友人らに配る予定だという。 自身は以前から自民党を支持してきたというが、石破茂前首相から高市首相に代わり、空気が変わったと感じている。「女性初の首相だし、男社会のなかで『やってやる』という勢いを感じる」と語る。「政権交代に近い支持構造の変化」 石破前首相のころと、実際に何か変わったのだろうか。 選挙調査や世論分析を手がけるJX通信社代表取締役の米重克洋氏に聞くと、こんな言葉が返ってきた。「実態としては政権交代に近い支持構造の変化が起きている」 「積極財政」を掲げる高市首…この記事は有料記事です。残り1307文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする