2026年8月1日 18時30分浅野哲司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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熊本地震から5日目の1日。熊本県氷川町では猛暑の中、ポンプを使った農業用水の供給が停電で止まり、定植を控えたイチゴの苗が枯れていた。 イチゴ農家の緒方律子さん(68)宅では、2万近い鉢が台無しになった。約20年前に畳の原料となるイグサからイチゴの生産に主力を移していたが、毎年9月にする畑への定植は断念した。 地震発生時は作業小屋で休憩中だったという緒方さん。イチゴの収穫時に使う台の下に潜って身を守った。被災の瞬間を、「死ぬかと思った」と振り返る。 農機具を置いていた自宅隣の小屋は地震で傾き、今でも日に日に傾いているという。その隣には、今年5月に亡くなった義父が1人で住んでいた家があるが、全壊した。 家屋の片付けはまだ先で、「お父さんの位牌(いはい)と遺影を出してあげたい」と律子さんは話す。 地震以降、1日は初めてまとまった洗濯ができたが、まだ風呂に入れていない。「励ましの言葉はありがたいが、涙もでない」と目元をおさえた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人浅野哲司映像報道部専門・関心分野写真全般 人物写真 風景写真 街の変遷 ニュース 農業 関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする