深掘り今後の利上げ、見極めポイントは「三つのリスク」日銀総裁の会見詳報構成・伊沢健司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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日本銀行の植田和男総裁は31日の会見で、7月の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた背景を語った。経済や物価をめぐる「三つのリスク」を挙げ、今後も利上げを続ける考えを示した。主なやりとりは以下の通り。【まとめてわかる】日銀総裁「利上げ、次回以降でしっかり議論」会見中に159円台に ――利上げ見送りの背景は。 「景気の現状は緩やかに回復している。物価(上昇率)は足元では政府によるエネルギー負担緩和策の効果などから1%台半ばとなっている。前回の展望リポートとの比較で、景気も物価も見通しはおおむね不変だ」 ――6月の利上げの影響は。 「多くの金融機関が企業への貸し出しや預金の金利を引き上げると公表しているが、企業の資金需要は増え続けており、金融機関の貸し出しも積極的だ。実体経済や物価に広く波及するまでには相応の時間を要する。様々な影響を丁寧に点検していく」 ――今後の利上げを見極めるうえで注目点は。 「中東情勢、AI(人工知能)関連需要の動向、為替相場の変動といった重要なリスク要因が三つある。経済・物価への影響を点検したい」 ――AIの動向もリスクなの…この記事は有料記事です。残り995文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人伊沢健司経済部|金融担当専門・関心分野金融、原発・エネルギー政策、半導体印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする