ストーリー石橋英昭印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「津波で流され砂に埋もれたままになっている『大野海岸』の銘板が入った石を救って頂けませんか」。SNSへの1本の投稿がきっかけになった。岩手県陸前高田市で、東日本大震災以来、行方不明になっていた石碑が掘り起こされ、6月末、再び設置された。 陸前高田市広田半島の大野海岸は、岩手県で一番水がきれいな海水浴場として知られる。1994年、シャワー施設や浜辺のステージなどの整備が終わったのを記念し、銘板入りの石碑が防潮堤の上に設置された。重さ2トン、津波が持ち去る 2011年3月、ここを高さ12メートルの津波が襲う。防潮堤が壊れ、海近くにあった家々は流された。重さ2トンほどある碑も、波でどこかへ持っていかれてしまった。 「ひろたびと」を名乗るX(旧ツイッター)のアカウントで投稿があったのは、23年7月。波打ち際で頭だけのぞかせた碑の写真つきだった。散歩中に見つけたという。 この投稿に、県大船渡土木センターの職員が目をとめた。岩が突き出ていれば、砂浜を利用する人には危険だ。海岸管理者としてなんとかする必要があった。 ところが、碑はなかなか見つからない。干潮の時刻で、海が荒れて砂が少なくなった後でないと頭を出さないのだ。やっと発見、「震災の記憶宿す遺物に」 今年2月の海岸パトロールで…この記事は有料記事です。残り462文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人石橋英昭盛岡総局員専門・関心分野東日本大震災、在日外国人、戦争の記憶関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする