みうらじゅんと山田五郎 ぶっつけ本番、打ち合わせなしの奔放ラジオ2025年10月26日 17時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 注目のラジオ番組やポッドキャストを紹介する「WAVE」のコーナー。今回はTBSラジオの「みうら五郎」をご紹介します。

[PR]

6月に始まったポッドキャスト番組「みうら五郎」が、10月5日からラジオに進出した(TBSラジオ、日曜夜11時30分)。 イラストレーター、ミュージシャン、エッセイストなど多方面で名をはせてきたみうらじゅんと、評論家、コラムニスト、編集者など多彩な顔でテレビでもおなじみの山田五郎との対論番組……なのだが、そう簡単に収まらないのがこの2人だ。 なにしろ、常識にとらわれない奔放な生き方ゆえの独自の視点で語るみうらと、博学ながらも王道より脇道を好む山田との対論だ。ともにハチャメチャしてきた昭和世代。多感な青春期を京都と大阪で過ごした、ある種同郷の仲。そして超のつくマニアックぶり。予定調和が成り立つワケがない。 番組は無作為に選んだキーワードを軸に語る趣向なのだが、1分、2分で話は脱線。思いつくままあらぬ方向へと転がっていく。 ラジオ初回は「打ち上げ」について語るはずが「あれ(法事)もいうたら打ち上げやんけ」となり、しまいには酔いつぶれて尿を足にかけてしまった失敗談に。オヤジ同士の居酒屋談議そのままのこの番組、何を得ずとも期待を裏切らないこと請け合いだ。「始まりと終わりのあいさつすらありません」 どんな話題が飛び出すかは予測不能。「このキーワードでまさかの展開」「次々とエピソードが出てくるのがすごい」「真剣にどうでもいい話をしているのが素晴らしい」など、期待の上を行く脱線ぶりがリスナーの心をわしづかみにしている。 鳥山穣ディレクターによれば、番組には台本も事前の打ち合わせもないそう。「始まりと終わりのあいさつすらありません(笑)」。ぶっつけ本番。どう転がるかわからない。 ラジオ番組としては珍しい作り方なのだが「不安も綱渡り感もありません。話をまとめる予定もない」。 野放図にしゃべっているように見えて、そこはプロ。「2人とも(頭のすみに)第三者的な視点を持ってしゃべっていますから」 番組のリスナー層は40代後半から50代以上の昭和世代が中心。生きてきた時代を共有していればこその安心感がある。時代の先端を追いかける番組もいいが、週末の夜くらいこういう雑談空間があってもいい。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする