現場からマドリード=花房吾早子 ブエノスアイレス=河崎優子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝が19日(日本時間20日)、米ニューヨーク近郊で行われ、延長戦の末にスペインがアルゼンチンを1―0で破った。欧州の王者と南米の王者がぶつかり合った頂上決戦。それぞれの国の広場や公園で、市民は中継を見ながら歓声を上げ、抱き合い、涙を流した。二つのサッカー大国の首都はどんな様子だったのか。マドリードでは爆竹や花火 「ブラボー!」 優勝が決まった瞬間、スペインの人たちは拳を突き上げ、跳びはねながら叫び声を上げた。ロックをもとにした応援チャントを繰り返した後、クイーンの「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」を合唱し、大勢の人々の肩が揺れた。 スペインで最大のパブリックビューイング会場となった首都マドリード中心部のコロン広場。巨大なスクリーンで観戦した人たちは路上へと繰り出し、未明になっても歌い、踊り続けた。祝福の爆竹や花火で煙が上がっては消え、信号やバス停留所の屋根に上って国旗を掲げる人たちもいた。サッカーW杯2026事件簿 熱戦の裏、デモや政治介入に揺れた大会 「最高! こんな経験はしたことがない」。恋人と一緒に試合を見ていたフアン・スマラガさん(30)は顔を紅潮させて言った。「やってくれると信じていた」 スペインのW杯優勝は4大会ぶり2度目。前回の優勝時は、空港の飲食店にあったテレビで見た。「ここで見られて本当によかった」と満面の笑みで話した。 マドリードはこの日、街中がスペイン代表のユニホームを着た人たちでにぎわった。広場では午後4時の開場前から長蛇の列ができ、周囲には応援の歌声や車のクラクションが響いていた。 カフェ店員のカルロス・カベスドさん(25)は、スペインが前回、優勝した日のことを覚えている。サマーキャンプ中に優勝のニュースが入り、みんなでハンバーガーやホットドッグでお祝いして、「特別にハッピーな時間だった」という。 世界ランキングはアルゼンチンが1位、スペインが2位。優勝は期待していなかったという。「一人ひとりがチームに貢献している。それが私が好きなところだ」真冬のブエノスアイレスでは 一方のアルゼンチン。首都ブエノスアイレスの公園には、2万人以上の市民が集まった。南半球に位置するため、季節は真冬。10度前後の寒空の中、温かいマテ茶を回し飲みしながら見る人たちもいた。相手のキーパーの名前を書いて冷凍庫に入れる 試合はスペインが終始優勢…この記事は有料記事です。残り823文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録