インタビュー聞き手・甲斐江里子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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文化庁は今年、国立の美術館や博物館の入場料に関し、「二重価格」の導入方針を示しました。住んでいる場所によって入場料などの価格に差をつける二重価格のシステムは、海外ではすでに多くの観光地で導入されています。どんな効果があるのか、どう説明されているのか、公益財団法人日本交通公社の蛯澤俊典・主任研究員に聞きました。 ――インドの遺跡タージマハルの外国人入場料は自国民の22倍、エジプトのピラミッドは約12倍など、観光名所での二重価格導入例は数多くあります。どんな制度なのでしょうか。 二重価格は大きく二つに分かれます。一つは、利用者の居住する国や地域によって値段を変えるというものです。タイやインドネシアなどの東南アジア、エクアドルなど南米で多く導入されています。 もう一つは、経済圏と年齢の二つの軸による値段の変更です。例えば欧州の美術館などでは、欧州経済領域(EEA)の在住かどうかで値段を変えつつ、域内の18歳未満は無料にしている施設もあります。 ――値段を変える理由はどの…この記事は有料記事です。残り1041文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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