2026年7月16日 10時04分(2026年7月16日 11時44分更新)山口史朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

(16日、第108回全国高校野球選手権神奈川大会4回戦 横浜8―1東海大相模=8回コールド) 神奈川大会4回戦は一昨年、昨年の決勝と同じカードとなった。 いずれも全国制覇の経験を持つ横浜―東海大相模だ。東海大相模が27年ぶりにノーシードになったことで、大会中盤での対戦が実現した。「空を見上げてごらん」 亡き母に贈る一打と誕生日の手紙に書く言葉 今春の選抜大会に出場し、県内では34連勝中の横浜に東海大相模が挑む構図となった。 ライバルの「秘策」にも、横浜は動じなかった。 東海大相模の先発マウンドに上がったのは1年生左腕の吉永颯大。今大会初登板でデータはほとんどなかっただろう。 それでも、1~6番に左打者が並ぶ横浜打線は落ち着いていた。一回1死から相手の失策で走者を出すと、3番池田聖摩(3年)の中前安打と盗塁で2死二、三塁と好機を広げ、5番田島陽翔(2年)が三遊間を破る先制の2点適時打を放った。 各打者が強引さを捨て、逆らわずに逆方向へ。対左投手のお手本のような打撃で、三回までに4点を奪った。中盤以降も集中力を保ち、着実に加点。計15安打を放った。 投げては背番号11の左腕小林鉄三郎(2年)が8回2死まで被安打6で1失点。 5点をリードした五回1死三塁の守りでは、遊撃手の池田が投手のグラブをはじいた緩いゴロを処理し、本塁を狙った走者をアウトにした。点差があり、1点を許してもいい場面でも、攻めの守りを貫いた。 横浜は初戦の2回戦で、先発したエースの織田翔希(3年)が左足首に打球を受け、打撲。この日は八回2死から登板し、球速は153キロを記録した。投打がしっかりとかみ合い、2年連続出場への大きな関門をコールド勝ちで突破した。 長年、神奈川の高校野球をリードしてきた両校の対戦はファンからの人気も絶大だ。県高校野球連盟はこの日、午前4時前から役員が球場で対応に追われた。 午前7時時点で当日券を求める列が1キロほどに及び、開門直後には「今からお並びいただいても、入場券をお求めいただけない可能性があります」というアナウンスが流れた。 県高野連は前日から公共交通機関の利用を呼びかけた。JR保土ケ谷駅から相鉄線星川駅を経由して球場へ向かう臨時バスが運行された。 当日券の販売窓口も増設し、来場者の混雑緩和を図った。 ◇夏の神奈川大会での両校の対戦成績(2006年以降) 2025年決勝 ○横浜11―3東海大相模● 24年決勝 ●横浜4―6東海大相模○ 22年決勝 ○横浜1―0東海大相模● 17年決勝 ○横浜9―3東海大相模● 15年決勝 ●横浜0―9東海大相模○ 14年準決勝●横浜3―5東海大相模○ 13年準決勝○横浜7―0東海大相模● 11年5回戦○横浜3―1東海大相模● 10年決勝 ●横浜3―9東海大相模○ 09年5回戦○横浜12―9東海大相模● 07年準決勝●横浜4―6東海大相模○ 06年決勝 ○横浜15―7東海大相模●有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません