ストーリー森治文印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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現場へ! 緑の日傘(3) 東京都世田谷区の都立砧(きぬた)公園は今、黄色いテープで囲われた立ち入り禁止区域だらけになっている。倒木の恐れがあり、伐採するまで一般の来園者に被害が及ぶのを防ぐためだ。 今年3月7日から1カ月間にサクラやコナラなど計5本が倒れた。「台風の暴風などを除けば、こんなに集中したのは聞いたことがない」と、都から管理を委託されている都公園協会の小笠原明子・西エリア課長は驚く。 幹にあたった来園者にけが人も出たため、4月初め、都は幹回り60センチ以上の約5千本を対象に緊急点検を決めた。樹木医の診断などをへて危険な木の伐採完了まで秋いっぱいかかりそうという。密植で十分に根を張れぬ木も 花見客が多く集まる桜も倒木の恐れがあり、「寿命かもしれないけれど」と小笠原課長。支柱や周りを囲うことも検討している。 それにしても、この異常事態はなぜなのか。小笠原課長によると、いくつか理由が考えられるという。 1957年に開園する前のゴルフ場時代からあった古い樹木もあり、近年の猛暑などで弱った可能性があること。台風らしい台風が近年は来ておらず、とっくに淘汰(とうた)されておかしくない木が残っていたとも。鳥や風が運んだ種が狭い範囲に落ちて成長し、密植のために十分根が張れない木もあるらしい。これまで5千本中、約260本が伐採され、約1千本が診断待ちだ。「すべて自然のせいではない」 一方で、街路樹が倒れるのは…この記事は有料記事です。残り1050文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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