インタビュー難民支えたメルケル政権が「怠った統合支援」 ドイツ識者がみる課題聞き手・寺西和男印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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ドイツの現政権が移民・難民の受け入れ政策の厳格化を進めています。背景の一つには、メルケル政権が2015年以降、中東などから多くの難民らを受け入れたことへの国民の不満があると言われます。当時、世界から人道的な措置だと称賛されたメルケル氏の対応はどこに間違いがあったのか――。ケムニッツ工科大学のビルギット・グロリウス教授(移民政策)に聞きました。――ドイツでは移民・難民問題が大きな政治課題になっています。 100万人以上の難民が流入した15~16年以来、多くの政治家が、より厳しい流入の制限と管理が必要だと議論してきました。 現在のメルツ政権が移民・難民政策を厳格化した背景には、不法移民や外国人による犯罪への懸念、難民受け入れ費用の負担に対する自治体の不満、(極右政党の)「ドイツのための選択肢(AfD)」への対抗という、おもに三つの理由があるとみています。【連載】移民・難民と世界 極右台頭、揺らぐドイツドイツのメルツ政権が厳しい移民・難民政策にかじを切っています。背景にあるのが、排外主義的な主張を掲げて台頭する極右政党の存在です。難民らの受け入れに寛容だったドイツの「変化」を現地から報告します。――厳格化は成功しているのでしょうか。 (メルツ首相の政党は)総選挙で掲げた公約を部分的に実現しています。不法移民の入国を減らし、(難民と正式に認定されない)『補完的な保護』を受けている人々の家族を海外から呼び寄せる『再統合プログラム』を一時中止しました。(ドイツで罪を犯した難民らを出身国の)シリアやアフガニスタンに強制送還する取り組みも進めています。排外主義的な言説 「常態化に懸念」 しかし、研究者としては懸念…この記事は有料記事です。残り1433文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人寺西和男経済部次長専門・関心分野欧州の政治経済、格差、ポピュリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






