コラム・寄稿看護師が見た 小児科病棟の母子、一夜のドラマ アダムの原罪映画興行師印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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■谷田恵一のシネマイグネ よわい65を過ぎて子供のころからつるんでいる仲間と集まり、話すことはというと、やはり病気の話になる。幸いなことに私はちゃんとした入院はしたことがない。けれど、1度だけ入院みたいな経験はある。 まだシネマディクトをオープンして間もないころ、映写室でつまずいて人生初のギックリ腰になった。腰に湿布をはってごまかしていたが、数日後に社長室の椅子から動けなくなり、2階にいる弟にSOS。弟のカミさんに、友人の整形外科に車で運んでもらった。 診断は椎間板(ついかんばん)ヘルニア。放置したら神経を圧迫し、オシッコが出なくなるみたいで手術した方がいいけれど、急には麻酔の医者の都合がつかないから「とりあえず座薬をして泊まっていけ」と言われた。 人生初の入院かぁ――。体も心も準備なく体一つで病室にいたら、看護師さんから「薬が切れる夜中に私が〝なにげに〟座薬をさしにきますから」って言われ、知らない人に、〝なにげに〟座薬をされたこともない私は「それはちょっと」と言ったけれど、その時はそうもいかなかった。 そして翌朝。昨日の激痛はなんだったのか、機動戦士ガンダムのアムロ・レイではないけれど「こいつ、動くぞ!」。うそみたいに歩ける。〝なにげに〟座薬がきいたのだ。先生は「良かった良かった。切らなくてすむならそれにこしたことはないよ」ってことで家に帰るという、入院?とは言えない経験をした。 病気になると、お医者さんに…この記事は有料記事です。残り314文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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