ストーリーBarry Svrluga/The Athletic(ジ・アスレチック) 抄訳=朝日新聞社印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「プーチンの五輪」とも揶揄(やゆ)されたロシアで初めて開催された冬季オリンピック、2014年のソチ五輪が幕を閉じてから十余年。国際オリンピック委員会(IOC)とロシアのスポーツ界の指導者たちが、同じ未来を思い描くことはただの一度もなかった。 IOC幹部らは自らの調査ではなく、ジャーナリストの告発によってソチ五輪が茶番劇に近いものだったと知った。ロシア政府が組織的ドーピングで自国選手を強化し、メダルをかき集めていたからだ。両者の深い溝も無理はない。 それから10年以上が経った今、IOCは再びロシア・オリンピック委員会(ROC)を承認する準備を進めている。28年ロサンゼルス五輪へ、国家としてロシアの選手や代表団を派遣する道が開かれようとしている。 この決定は7日に発表されたが、ロサンゼルスでロシア国旗を掲げるか、国歌の斉唱を認めるかは後日決定するという。一歩ずつの妥協、というわけだ。 しかし忘れてはならない。終わりを迎えようとしているロシアの資格停止処分は、あの数々のドーピング問題によるものではない。 4年前の2月、北京五輪の聖…この記事は有料記事です。残り2265文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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