インタビュー好調の半導体が引っ張る韓国経済 専門家が読み解く強さの背景と課題聞き手 論説委員・稲田清英印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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韓国半導体大手のSKハイニックスが10日、米国のナスダック市場に上場し、米国市場での米国企業以外の新規株式公開(IPO)では史上最大となって話題を呼びました。AI(人工知能)の発達などによる半導体需要の高まりは、世界有数のメーカーが複数ある韓国の経済にも追い風となっています。高い成長率となった直近の状況や課題、今後の見通しなどについて、韓国経済に詳しい大東文化大学の高安雄一教授に聞きました。韓国半導体大手SKハイニックスがナスダックに上場 調達額4兆円1年で株価3倍、「天まで届く」不動産価格 韓国、格差に挑む李政権 ――韓国をめぐるニュースでは、最近も韓国内での大規模な投資計画が発表されるなど半導体産業の活況が伝えられています。足元の韓国経済の状況はどうでしょうか。 韓国は、よくも悪くも半導体にかなり左右される経済構造です。そして、今はその半導体がとにかくいい。非常に好調です。韓国にはサムスン電子とSKハイニックスという大きな半導体メーカーが2社あり、データを記憶するメモリーと呼ばれる半導体の生産が主力ですが、AIやデータセンター関連の需要が伸びています。メモリー半導体の輸出の好調が経済全体を押し上げていると言えます。 ――韓国が半導体産業で世界的に大きなシェアを勝ち取ってきた理由は何だったのでしょうか。 メモリーが高性能化していくにつれて、製造設備などにかかる投資がどんどん巨額になっていきます。どのタイミングで投資を行うかは一種の賭けではありますが、創業家出身のオーナーがいる財閥系の韓国企業は意思決定に時間をかけすぎず、巨額の投資に踏み切ることができます。決断の速さが強みの一つになっています。もちろん、生産技術などの向上も進んできました。ひとたび大きな市場シェアを得てしまえば利益は大きく、いまやメモリー半導体は、韓国の独壇場だと言えますね。 ――半導体は台湾でも主力産業になっていますが、韓国と台湾の半導体産業の違いは何でしょうか。 韓国の主力がメモリーなら…この記事は有料記事です。残り2245文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人稲田清英論説委員|国際社説担当専門・関心分野朝鮮半島、核問題、国際経済と格差、少子高齢化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする















