深掘り狙われる人目に付かぬ宅配ボックス、中には現金 普及進み防犯に課題板倉大地 西岡矩毅印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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特殊詐欺でだまし取られた現金の受け渡し場所として、宅配ボックスが悪用される事件が各地で起きている。いつでも顔を合わせずに被害金を受け渡せるため、犯罪グループに都合よく使われているとみられている。荷物の再配達を減らす効果が期待され、国や自治体の後押しで宅配ボックスの普及が進む一方、犯罪への対策が課題になっている。宅配ボックスで被害金受け渡しか 二つの犯罪グループ、メンバー逮捕 警視庁は2026年7月、40代の男を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者によると、男は共謀し、25年8月に80代の女性から800万円をだまし取った疑いがある。男は車で各地の宅配ボックスを回り、そこに入れられた被害金を回収する役割を担っていたという。 この特殊詐欺グループによる事件は25年1~9月で約40件あり、被害総額は約1億1千万円にのぼる。男は十数カ所の宅配ボックスに入れられた現金を回収していたとみられるという。悪用は後を絶たず このグループに悪用された宅配ボックスの一つは、埼玉県内の住宅地の一角、オートロックのない2階建てのアパートの敷地内にある。最寄り駅から約1キロ。車や人の通行は少なく、周囲に防犯カメラもない。 高さ1.5メートルほどの宅…この記事は有料記事です。残り1100文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする