友を嫌いになる時、脳内で何が起こる? マウス実験で回路特定 東大瀬川茂子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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特定の相手に対する感情が経験に応じて「親しみ」から「嫌い」になる時、脳の中で何が起こるのか――。東京大の奥山輝大(てるひろ)教授らのグループがマウスを使った実験で神経の働きを突き止めた。感情を人為的につくったり、消したりすることもできた。 グループは、特定の相手を記憶する細胞が脳の海馬と呼ばれる領域にあることを、マウス実験で見つけていた。 ヒトは相手を識別するだけでなく、その相手を好きか嫌いかという感情も記憶されるが、相手とのかかわりあいを通じて、感情は変わる。この状況を模して、マウス実験で、いったん親しみを覚えさせた相手から急に攻撃される状況をつくると、相手を避けるようになった。 ところが、相手を記憶した海馬の神経細胞群から扁桃(へんとう)核と呼ばれる領域の神経細胞へ情報がいかないように操作すると、相手を避けなくなった。 扁桃核には「嫌い・怖い」という感情をになう神経細胞がある。この神経細胞は意欲や行動にかかわる側坐(そくざ)核と呼ばれる領域に情報を送る。 特定の相手に対する感情が好きから嫌いに変わる時、脳の中では、海馬の相手を記憶した細胞群から扁桃核につながる神経回路の活動が強まるとわかった。 グループはこの神経回路の結…この記事は有料記事です。残り336文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人瀬川茂子くらし科学医療部|大阪駐在専門・関心分野生命科学、災害、科学全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






