大崎事件再審求め新証拠 「タオルで絞殺困難」実験、供述信用性鑑定井潟克弘印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(99)の裁判のやり直しを求めている第5次再審請求の弁護団が9日、共犯者とされた親族3人の供述の信用性を分析した鑑定書などの新証拠を、鹿児島地裁に提出したことを明らかにした。 弁護団によると、証拠類は6月末までに提出した。主な新証拠は法医学者らによる意見書など11件で、付随するものを含めると計26件になるという。「現在の医学水準では(有罪を)維持できないことを明らかにする」とし、「絞殺ではなく、溝への転落などによる事故死だった」との主張などを補強する。 医師監修の下、タオルを使って絞殺を試みる実験の結果も加えた。幅が広いタオルで首を絞めても気道閉塞(へいそく)には至らず、「実行自体が困難」と結論づけた。また、遺体が見つかった堆肥(たいひ)の中に人を埋める作業も実験。従来言われてきた時間よりもかなり短い3分程度で完了でき、弁護団は実験結果を提出することで「供述内容の誤りの指摘につなげたい」とした。自白した親族3人の供述検証「65件の不整合」 弁護団は原口さんの有罪の根拠とされた親族3人の供述の信用性も重視する。「3人の供述が相互に支え合っている」という点を検証し、計65件の不整合があると主張。3人は知的障害や交通事故の後遺障害があった「供述弱者」で、「虚偽自白や捜査関係者による誘導があった」とする専門家の意見書も加えた。 弁護団共同代表の鴨志田祐美弁護士は、新証拠について「質も量も最大級。量だけでなく、意見書を書いて下さった専門家の説得力も最大級であると言える。いろいろな専門家の角度が違う分析を積み重ねて説得力のある立証になっている」と強調した。 6月15日に99歳の誕生日…この記事は有料記事です。残り457文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人井潟克弘鹿児島総局|県政など専門・関心分野水産、漁業関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






