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Aストーリーズ 買えなくなった高級ブランド 巨大資本がもたらしたもの(2) 20万円超のTシャツ。ある高級ブランドの公式オンラインストアに並ぶ商品を見て、モードの最前線で発表を続けるブランドの経営者でもあるデザイナーは、思わずうなった。「すごい数字だ……」 素材は綿100%。「最高級でも1着分の生地は6千円弱。Tシャツの縫製は2千円もあれば十分」。このTシャツには数点の刺繡(ししゅう)が施されているが「この刺繡代だって3千円でお釣りがくる」。 頭の中のそろばんがはじき出した生地と工賃の推計は、1万円あまりだった。 では残りの金額は、何を理由に積み増されているのか。「そこに人件費や関税のほか、広告宣伝費などが乗る。それが『ブランド』ですよね」 高級ブランド品の価格高騰が著しい。利益の屋台骨でもあるバッグは、度重なる価格改定で手の届かない存在になりつつある。最高級の素材、職人も育成 高価なのには理由があるが…… 巨大企業グループ「LVMH…この記事は有料記事です。残り1391文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人松沢奈々子文化部|ファッション専門・関心分野ファッション、美術、教育、ジェンダー後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする