深掘りフランスの原発政策「失敗」 増え続けるプルトニウム、識者指摘野口陽印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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古くからの原発大国と知られるフランスは、2022年に「原子力ルネサンス」を宣言し、原発を国家戦略の中心に据えた。一方、原発から出るプルトニウムをリサイクルする「核燃料サイクル」には課題が多く、完成への道のりは遠い。マクロン政権が進める原発政策や、日本など各国の現実をどう見るか。フランス在住の国際エネルギー政策アナリスト、マイケル・シュナイダー氏に聞いた。 ――フランスの核燃料サイクルが抱える課題を指摘していますね。 計画と現状を比べれば、フランスのシステムは総じてひどく失敗しています。合理性がありません。「失敗」とはなにか、国家の狙いは 再処理して燃料に戻す――そう説明されてきた核燃料サイクルだが、フランスでも日本でも完成が遠い。再処理で使うはずのプルトニウムが、なぜ増え続けるのか。 シュナイダー氏の話は、原子力を手放せない理由、国家の狙いにまで及んだ。再処理の本場で起きる「目詰まり」 ――ひとつずつお聞きします。フランス国内の原発から出る使用済み核燃料は、北西部ラアーグの再処理工場で処理されています。プルトニウムとウランを取り出します。 工場は老朽化し処理能力が落ちています。処理できない使用済み燃料はたまり、貯蔵余力がなくなりつつあります。工場のプールには現在、1万トンを超える使用済み核燃料が保管されています。原子炉約100基の炉心に相当する非常に大きな量です。 ――取り出したプルトニウム…この記事は有料記事です。残り2721文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人野口陽経済部専門・関心分野経済産業政策、政治資金、調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする