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経済インサイド 牛が草をはむ丘の下、地下500メートルに全長3キロものトンネルが広がっている。フランス東部、人口90人の小さな集落ビュールでは、「核のごみ」をめぐる国家プロジェクトが大詰めを迎えている。フランス「原子力ルネサンス」の現場で 発電の約7割を原発が担う、原発大国・フランス。ここ数年、いったん縮小に向かった原発政策を転換し、新設と延命をめざす「原子力ルネサンス(再興)」を進めてきました。ただし、課題や反発は残されたまま。核燃料のリサイクルなどで日本の先を行く国で、何が起きているのでしょうか。核燃サイクル、行き詰まる日本 再処理工場動いても余るプルトニウムこれまでの経済インサイド地下500メートル 「核のごみ」の実験場 オレンジ色のつなぎに着替え、安全靴、ヘルメット、呼吸用マスクを装着。最大10人が乗れるエレベーターで、地下へ降りていくこと7分。扉が開くと、延々と延びるトンネル空間が現れた。 壁面には幾重もの配線がはい、黄色や茶色の機材、コンテナが並ぶ。無機質な空間に、大きなクラクションを鳴らし作業用車両が行き交った。 明かりに照らされた構内は換気も行き届き、窮屈さは感じない。建設開始前からいるという現地の担当者は、誇らしげに言った。「自分が仕事を始めた時に、こんな大きな施設ができるとは誰も思っていなかった」 ただここは紛れもなく地下500メートルの空間だ。万が一の事故に備え、構内に入れる人数は最大70人に制限。安全に行動をしているかどうか、私たちの動きは、腰に付けた機材を通し地上から監視されていた。 こうやって掘られた地下に、いわゆる「核のごみ」が運ばれてくる未来を想像した。■「研究」から「処分場」へ変…この記事は有料記事です。残り2536文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人野口陽経済部専門・関心分野経済産業政策、政治資金、調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする