2026年7月4日 6時00分藤野隆晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ラグビー日本代表(世界ランキング12位)は4日、東京・秩父宮ラグビー場でイタリア代表(10位)と対戦する。初開催となるネーションズ・チャンピオンシップの初戦で、11日にはアイルランド(3位)、18日にはフランス(4位)とも顔を合わせる。強豪との3連戦で鍵になるのが、司令塔の人選だ。 6月27日、日本の若手中心で構成した「ジャパン・フィフティーン」のSOを、明治大4年の伊藤龍之介が務めた。ニュージーランドの先住民族マオリのルーツを持つ選手で構成されるマオリ・オールブラックス相手に、前半は鋭いパスやキックパスで味方のトライを演出。自ら仕掛けて防御網を突破する場面もあった。日本代表としての出場経験はなかったが、堂々とプレーした。 一方、前半を24―7でリードしながら、後半に流れを失い、31―38で逆転負け。「試合運びは考えていかないといけない」と課題を痛感した。「バズる」が正解になっていないか 記者支えた「笑わない男」の言葉 日本代表は昨年、リーグワン1部神戸の李承信がSOに定着した。高いキック成功率とテンポの良いパス回しで欠かせない存在になった。ただ、今年はリーグ期間中に負ったけがの影響で、代表活動への参加は厳しい見込みだ。 ワールドカップ(W杯)オーストラリア大会まであと1年余り。本番で李に不測の事態が起こる可能性もある。そこで、もう1人の司令塔として注目されているのが伊藤だ。イタリア戦の先発も任されるのは、エディ・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の期待の表れといえる。 今回のメンバーでは、松永拓朗(BL東京)やサム・グリーン(昨季まで静岡)もSOでプレーできる。共にFBもできる万能型。松永は2年前、グリーンは昨年から代表でプレーし、他の選手との連係面での強みもある。 2024年に再任したジョーンズHCは、素早く攻める「超速ラグビー」を掲げる。タクトを振るうSOは特に重要なポジションだ。速いテンポ一辺倒では80分を戦い抜くことが難しいため、HCは「試合の流れを読める10番を求めている」と語る。 伊藤、松永、グリーンのいずれかか。それとも、別のポジションの選手が新たに起用されるのか。HCが理想とするSOの台頭が待ち望まれる。ネーションズ選手権とは 今年新設された国際大会で、世界の強豪12チームが参戦する。 7月は北半球(アイルランド、フランス、イングランド、スコットランド、イタリア、ウェールズ)のチームが、南半球(南アフリカ、ニュージーランド、アルゼンチン、オーストラリア。フィジー、日本も南半球扱い)に遠征して3試合を戦う。11月には南半球のチームが北半球に遠征して3試合を戦う。 計6試合の結果を基に北半球と南半球のグループ内で順位を決め、同順位チーム同士が11月末にロンドンで対戦して最終順位を決める。今後、2年に1回ずつ開かれる予定。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません






