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囲碁の第51期名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は29日、挑戦者レースの生き残りをかけて井山裕太碁聖と本木克弥九段が激突。177手までで本木が黒番中押し勝ちし、リーグスコアを5勝2敗として挑戦圏内に踏みとどまった。井山は3勝3敗となり、挑戦は極めて厳しくなった。 本局まで今年17勝2敗と驚異的な戦績を挙げてきた本木の強さを印象づける好局だった。序盤から井山がどんどん陣地を稼ぎ、本木の一等地も鋭い踏み込みで荒らしていく。 しかし本木は慌てない。井山の石を強襲せず、見た目の陣地で後れていても離されずヨセ勝負をめざす。戦いを挑まない本木に、白兵戦を十八番とする井山はリズムを崩したか。中盤、右上隅の井山陣を脅す本木の着手を放置して一級の大ヨセを占めたが、井山陣に連打した本木の追及が厳しかった。 井山の隅の塊は根拠を奪われ、辛うじて援軍と連絡したが、ここで形勢が大きく本木に傾いた。本木はその後の井山の勝負手にも的確に応じ、急転直下の終局となった。 本木は首位を走る芝野虎丸棋…この記事は有料記事です。残り234文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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