グリーンピア問題「スピード感持って」 津南町長に当選の根津和博氏2026年6月30日 8時00分エリアリポーター・久保田正 山崎靖印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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28日に投開票された新潟県津南町長選は、前副町長の根津和博氏(63)が新顔3人の争いを制した。選挙戦は、財政を圧迫している町有リゾート施設「ニュー・グリーンピア津南」の売却方法が主な争点となった。現職の桑原悠町長(39)とともに売却交渉を進めた根津氏が当選したことで、施設の民間譲渡が進むかどうかが焦点になる。 「(グリーンピアなどの課題に)スピード感を持って取り組まないといけない。後ろに行けば行くほど将来に負担を残してしまう」 根津氏は当選が決まった28日夜、津南町内の選挙事務所に集まった支援者を前にこう述べた。事務所に駆けつけた桑原町長は「目先の甘い話はない。苦労して積み上げてきた(町政)運営を引き継ぎ、この町を良くしてもらいたい」と話した。 津南町では、グリーンピアの売却方針をめぐって町と議会が対立した。桑原町長は東京の不動産会社を優先交渉先に選び売買契約を目指していたが、町議会は3月、町の方針に反対する勧告決議案を可決。町は不動産会社と結んだ基本協定書を解除する事態となった。 一方、町長選に真っ先に立候補を表明した前町議の江村大輔氏(42)は、勧告決議案の提出者で、決議案に名前を連ねた別の町議も江村氏を支援した。大差での勝利 3149票を得た根津氏に対し、江村氏の得票は1557票。投票率は74.93%だった。根津氏が江村氏に倍の大差をつける結果は、町の売却方針に反対した町議らの行動が必ずしも町民に支持されなかったとも言える。 施設の売却には多くの課題が残されている。町議会は5月、売却先に求める条件を示した。「ホテルの敷地や駐車場などに限定した売却を原則とする」「現在の運営会社の事業を継承する方向で検討する」「新たな地下水の採取は事前協議による許可制とする」といった内容が含まれている。 根津氏は当選が決まった後、報道陣の取材に「議会と連携し、町財政の負担が残らないようなベストな選択をしていきたい」と話した。 根津氏は、町の総務課長や町立津南病院の事務長を歴任し、2020年から6年間、副町長を務めた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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