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【2009年8月6日朝刊長崎県版】美輪明宏さんが6月20日に死去しました。美輪さんが長崎での記憶を語ったナガサキノートの記事を再配信します1935年生 荘厳な鐘の音が響き、緞帳(どんちょう)が上がった。 明るく照らされたステージに、美輪明宏さん(74)が登場した。千葉県市川市で7月30日に開かれたコンサート。ラメ入りの青い衣装に身を包み、叙情歌「おぼろ月夜」、喜納昌吉さんの「花」、そして「愛の讃歌(さんか)」などシャンソンの数々を歌う。凝った照明で、背景が次々に姿を変えていく。夜空や花畑、パリの街中……。美輪さんは曲中の主人公を演じるように歌う。 テレビでの人気を反映してか、客席を埋めた約2千人には若者も目立った。曲の合間には軽妙なトークで会場を沸かせる。「最近の歌は音楽でも何でもない。ラップだかゲップだか知らないけど」「人間、あんまり美しすぎてもだめ。ちょうど皆さんぐらいがいいんですよ」。一方で、こんな話も口にした。「8月が近付いています。戦争の経験者として話しておきます」 □ ■ 長崎市出身。海星中学を卒業後、15歳で東京へ。国立音大付属高校を中退し、17歳でプロ歌手として活動を始めた。以来、半世紀以上にわたって、歌手、俳優、演出家として活躍してきた。 シンガー・ソングライターの…この記事は有料記事です。残り720文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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